1953-07-16 第16回国会 参議院 法務委員会 第14号
そのうちから保護事業界に入つて来るというかたが相当ございます。できますればもつと大きなものでいたしたいと存じ、おりますが、さような余裕がございませんので、現在ではまだ小規模のことしかいたしておらないのでございます。
そのうちから保護事業界に入つて来るというかたが相当ございます。できますればもつと大きなものでいたしたいと存じ、おりますが、さような余裕がございませんので、現在ではまだ小規模のことしかいたしておらないのでございます。
併し私は実際の状況から見まして、近頃の保護事業界というものは、長い間隱忍自重して参りました民間保護事業家が、やや閑却せられておるのではないかという懸念を持つておるのであります。尤も最近におきましては、戰災等によつて実力を失つたということもありますが、それより遡りまして、そういう傾向が現われたのは、実はいわゆる司法委員制度というものが確立せられてからのことなのであります。